【当協会の安全への取り組み】

 

<はじめに>

当協会では赤ちゃんの「歯固め」に使うおもちゃの作製及びその指導を行っております。

この「歯固め玩具」に関し、ここのところ急にSNS等で安全性について話題になっていると講師の方から連絡を受けました。各投稿とご懸念事項を丁寧に拝見させていただきました。

そこでこれを機に、利用者の皆様に、当協会での安全への取り組みについて改めてご説明申し上げたいと思います。

 

SNSでの投稿のきっかけは、昨年米国において、赤ちゃん用ネックレスを着けたままお昼寝していた赤ちゃん(生後18ヶ月)に、ネックレスが巻き付いて窒息してしまった事故を受けたFDA(アメリカ食品医薬品局)のレポートのようです。

このレポートの中では、7ヶ月の赤ちゃんが、赤ちゃん用ブレスレットに付いていたビーズを飲み込み、喉をつまらせて病院に運ばれたケースも記載されております。

 

これらの製品について「Teething neckless」「Teething bracelet」と呼称しており、その総称として「Teething jewelry」とされていたことから、「歯固めジュエリー」と翻訳されたようです。

 

当協会でも「歯固めジュエリー」という用語を使用していたことから、当協会の製品ではないのか?又は同様の製品では?と誤解された投稿も拝見しました。

 

SNS等を拝見して、話題の大きさに驚きを覚えましたが、それだけ皆様安全性については敏感であることを再認識し、ここにご説明申し上げることといたします。

 

<製品の違い>

FDAのレポートにある製品達は、赤ちゃんが直接身に着けて使うもののようです。当協会も、FDAレポートにあるように、赤ちゃんが常時身に着けた状態で使用した場合、睡眠時に絡まったり、ベビーベッド等に挟まったりして、窒息のリスクがあると考えております。

また、常時着けたままでいると壊れた際に気付くのが遅れ、パーツを口に含んでしまうおそれもあります。

そのため、当協会では赤ちゃんが身に着ける製品の提供を行っておらず、また当協会の製品を赤ちゃんが使うネックレス等に転用することもご遠慮いただいております。

 

当協会がジュエリーと称しているのは、使用するパーツやその細部にまでこだわった仕上げの美しさが「まるでジュエリー」のようである、という意味での親しみを込めた愛称です。決して赤ちゃんが身に着けて使うためのジュエリーという意味ではありません。しかし、今回の米国での用語の使い方から、赤ちゃん用の装飾品として使えるという誤解を与える可能性もあることから、今後は他の呼称を検討したいと思っております。

 

なお、当協会では応用編として一部ママ用の「ネックレス」や「ブレスレット」の作り方も指導しておりますが、【ママが使うためのもの】であることを明記しております。赤ちゃんが触れたり舐めたりする可能性のあるものですから、乳幼児が口に入れても安全な歯固め用パーツを使った作り方をお伝えしております。

 

<当協会の具体的取り組み>

①使用パーツについて

 赤ちゃんが口に入れる可能性があるものについては、有害物質の溶出等がないか、全てのパーツについて検査しております。当協会では、食品衛生法等で求められる安全検査のみならず、独自に厚労省登録検査機関において、更に厳しいST基準(日本玩具協会の玩具安全基準)における化学的特性検査同等の検査を実施し、合格したものを提供しています。

 

②紐の部分について

 歯固めに使用する紐については、ちぎれると小さなパーツが外れ、誤飲のリスクがあることから、中央部に別部材の芯が通った強度が強化された紐を使用しております。こちらも独自に第三者機関による引張検査を受け、「乳幼児が使用するに当たり問題がない強度」であることを確認しております。

二重構造で強度が確保されていることから、通常の使用方法で紐が引きちぎれる可能性は極めて考えにくいとの報告も併せて頂戴しています。

 紐の結び方も解けにくい方法を採用した上、更に食品衛生法適合の安全な接着剤(日本製)で固めます。この接着剤は、メーカーとも協議の上、赤ちゃん向けに使える安心なものを使用しています。加えて、紐の端を敢えて長めに切り、ビーズの中に戻し入れ、結び目は直接表に出ない作りとしております。これにより、更に解けにくくなります。作製後には必ず講師が引っ張り、外れたり解けたりすることがないことを確認しております。

 

 抱っこ紐等に脱着して使用する歯固めについても、上記同様に作製しております。赤ちゃんが引っ張った際には、紐よりも先に取り付けパーツ部分が外れますが、その際もビーズなどのパーツは飛散しない作りになっています。

 

 おもちゃホルダーについては、紐を二重化しており、1本が仮に切れても、もう1本でパーツの飛散を防ぐことができる構造となっています。末端部分もパーツが外れない大きさの結び目で留めており、通常の使用方法では抜けないことを確認しています。今般更に、パーツの抜け防止として、穴の大きな木製パーツについては、より大きな結び目とする対策を、伸縮性のあるシリコンパーツについては、通常の結び目とは別に、末端のシリコンビーズ内で紐とパーツを接着する安全策を追加いたしました。

 

 オプションとして用意してある、ママ用のブレスレットやネックレスについては、あくまで大人用として作製しているものではございますが、これらにも対策を講じておりますので、併せてお知らせいたします。

 

 ママ用ブレスレットは、伸び縮するゴム製の紐を使用しております。紐部分は、せいぜい二重程度で作製するのが一般的ですが、当協会では、強度アップのため、四重構造にしております。これにより1本にかかる荷重が1/4になる上、仮に1本が切れても、残りの3本でパーツを保持する仕組みとなっています。

 

 ママ用ネックレスについては、赤ちゃんに引っ張られた場合などに、切れないことが却ってリスクになるおそれがあります。そのため、一定以上の負荷がかかると敢えて外れるようにできております。外れることを想定して作製しておりますので、その際でも、ビーズなどのパーツが飛散しない設計となっています。

 

③レッスンやワークショップでの対策について(新規追加)

 レッスン中等の事故防止として、更に安全対策を追加しました。

 赤ちゃんとご参加いただく際、赤ちゃんはベビーカーの中か、抱っこ紐による対面抱っこ又はおんぶとしていただくよう徹底し、赤ちゃんが直接パーツに触れることがないようにいたしました。ご兄弟と一緒にご参加の際も、直接パーツに触れることはご遠慮いただくことになりました。誤ってパーツが落ち、誤飲につながるのを防ぐためです。少々厳しい制約であると感じ心苦しいのですが、安全のため、皆様のご協力をお願いしております。

 

④取扱説明と説明書

 作製レッスンやワークショップにおいて一緒に作製した際は、講師が安全に使用できる方法について詳しく説明させていただいております。

 また共に作製したものか、作製後に販売したものかに関わらず、商品全てについて、「使用上の注意」「お手入れ方法」「パーツの経年劣化について」などを記した取扱説明書をお渡ししております。これには、しっかりとアフターフォローができるよう、作製講師の屋号や連絡先を明記しております。是非お気軽に製品についてその後もお問い合わせいただきたいと思います。

 

⑤今後に向けて

 当協会で現状使用しているパーツは、単品では赤ちゃんが飲み込んでしまう可能性のあるサイズであることは確かです。そのため、上記のようにパーツが単体で外れることのないよう対策を講じておりますが、それでもご心配な方のために、パーツそのものが誤飲できない大きさのものも選択できるよう準備を進めております。これらも十分な安全性が確保できるよう独自検査を繰り返し行った後にご提供予定ですので、今しばらくお時間を頂戴したいと思います。

 

<お願い>

 私達は上記のように、現在考えうる最大の安全対策を講じております。しかしながら、赤ちゃんやお子様は、予期せぬ行動を取るものです。私達の製品に限らず、お子様がお使いのものに関しては、大人が目を離さず、安全な環境で楽しく活用していただければと存じます。

 今回のSNS情報から、改めて私達の安全対策が十分か点検する機会を頂戴しました。そして、現在の作製方法で意図した強度が確保されていることを確認しつつ、運営面も含め更に安全性を高める対策をとることができました。今後も引き続き多方面から情報を集め、日々製品の改良を積み重ねていきたいと思います。

 そしてより多くのお母さん、お父さん、そしてお子様が、一緒に楽しんでいただきたいと切に願っております。

 今後とも何卒よろしくお願いいたします。

 

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